« 私のツボ9「おいしい作品ベスト3」 | トップページ | 『ぶたぶたは見た』の予告 »

2012年7月21日 (土)

『ぶたぶたカフェ』ネタバレあとがき1

『ぶたぶたカフェ』のネタバレあとがきその1です。
 何回か続く予定です。
 コメントへのレスは、もう少しお待ちください(;_;)。

 編集さんに「カフェで行きましょう」と言われた時、
「何の食べ物を中心にしようか」
 と考えました。
 ……いや、最初は「『どんな話にしよう』だろ?」と、今自分でリアルにツッコんじゃったよ(´∀`;)。でも、食べ物屋の場合はこういう考え方しないと話も出てこないのです。ある意味、もう一つの主人公。
 で、カフェですよ、カフェ。そんなオサレなものにはなじみがない私。
 最近のカフェといえば「カフェめし」とかいうおいしそうなものがあるらしいですが、(何となく)ぶたぶたは作らないだろうという判断を下す。
 では──そろそろ喫茶店と洋食屋の時も頭のすみにあったメニューを出そうか。
 それが、パンケーキ&ホットケーキです。
 私、実はこれが大好き。趣味で食べ歩いたりしていたのです。お好み焼きやクレープなども含めて、粉物はみんな好きです。
 近場で有名なところやおいしいところにはだいたい行ったので、取材にも時間かからないしね。
 でも、ただそれを出すカフェってだけじゃなあ──と再び考える。
 そこから「朝食カフェ」になるのには時間はかかりませんでした。パンケーキモーニングというのは、ある意味定番だし。
 話はそれるけど、旅行や出張などで泊まるホテルの朝食というのが好きです。自分で作るとなると時間はかけられないし、たくさんこしらえる気力はない。だから、好きなものを好きなだけチョイスする朝食ビュッフェにはテンション上がるのです。けど、食べすぎてしまうきらいがある。食いしん坊だからさあ(´д`;)。
 だから、一人の場合は和食レストランの朝食を食べることが多い。連泊すると小鉢を変えてくれたりするよね。
 印象に残っているのは、博多の都ホテル(泊まっていたホテルの近くにあった)で食べた茶粥の朝食。ついてた明太子もおいしかった。
 あっ、『訪問者ぶたぶた』でB&Bを出した理由にもつながっていると、今気づいた(お粥の朝食だった(´ω`;))。
 信江さんチャーハンも私にとっては朝ご飯だったし。
 朝食には、気づいていないだけでけっこうこだわっていたかもしれない。
 それに、ぶたぶたの作った朝食を食べて出かけられれば、きっと一日元気に過ごせるはず──ということで朝の“こむぎ”ができあがりました。

 そのあとどうやって夜の“こむぎ”ができて、泰隆のキャラができていったのか──これははっきり言ってよく憶えていない……orz
 いつも切羽詰まって書いているので、最近細かいところがおぼろげなのです……。ごまかしじゃなくて、ほんとに(´ω`;)。大丈夫なのかな、私……。
 主人公を若い男の子にしよう、というのだけはちゃんと決めましたけど。
 小説を書いている時は基本的に余裕がない。それをもう一度思い出して書くことになるから、あとがきって好きになれないのかもしれないなあ。こうやってブログで書く分には割と気楽なのですが。
 しかしまあ、ネットでの感想などを読むと、とにかく「おいしそう!」ということで。
 主人公・泰隆の置いていかれ方というか、パンケーキ&ホットケーキの主役っぷりに対する感想が多いようです。
 だから、今回は(というより今回も?)食べ物とそのモデルについて語りたいと思います。
 登場順でいうと、ビスケットから。

 ビスケットというのは、私にとってあこがれの朝食でもあります。
 しかし、レシピは見るからに太りそうで──アメリカの小説によく出てきますけど、イメージでは「牧場の朝食」ですよ。肉体を酷使するカウボーイたちがわしわし食べるもの。
 だから、運動不足の私にとっては危険な食べ物なのです。綿貫のセリフ、
「自分が太らないからって何作ってもいいってことじゃないんだよっ」
 は私の心の叫びです(つД`)。歳を取ると食べたいものも食べられないわっブツブツブツ……。
 ところで、これを食べられるお店は知らないのですよね……。自分で作るか、ケンタッキーフライドチキンで買うか、というところ。簡単ではあります。ネットでレシピを調べれば、すぐに出てくる。
 アメリカではミックス粉なんかもあるようですが、リンダ・ハワードの小説でヒロインが粉混ぜるところから作り始めたら、
「えっ、ミックス粉使わないの!? *・゜゚・*:.。.ヽ(゚∀゚*)ノ パァァ.。.:*・゜゚・*:」
 と彼氏が喜ぶ、というシーンがあったですよ。
 じゃあぶたぶたが作ったらもっと喜ばれるだろ、と思って作ってもらいました。
 私、ビスケットの作りたてって食べたことないので、味は実は想像なのですが、書いていて、
「これは、ほとんどファンタジーだな」
 と思いました。
 食べたことのあるおいしいものを描写するのはある意味普通のことですが、食べたことないですからね。
 だから、つい「ファンタジー」と言ってしまったのですが……違うかな?(´ω`;)
 とても夢中になって、しんどいながらも楽しんで書いたのですが。
 自分が「おいしそう」と思えないと、ちょっとつまらないのですよね。割と適当な食生活なので、脳内では理想を追求したいというか。
 ……だんだん何を言っているのか、わからなくなってきました。食べたことのないものにこだわるのもどうかと思うよ(´∀`;)。

 では、今日はこの辺で。次回はパンケーキについてです。

|

« 私のツボ9「おいしい作品ベスト3」 | トップページ | 『ぶたぶたは見た』の予告 »

コメント

こんばんは、矢崎さん。

私も、ビスケットはケンタッキーフライドチキンでしか食べたことがありません。
なので、熱々のビスケットの描写では、あれの熱々のものを想像して読んでいました。正直、それだけでもよだれが出そうでした。
きっと、手作りのものは、また違った美味しさがあるのでしょうね。

パンケーキについてが楽しみです。

投稿: こっぱもち | 2012年7月22日 (日) 20時44分

こんにちは(*^_^*)
相変わらず親子で大ファンです!
新刊も近所になかったのでお母さんに頼んでゲットしてもらいました!!
お兄ちゃんにもすすめたら「面白い」って気に入ってくれたので家族規模で大ファンです♪♪

ぶたぶたさん、ほんと癒し系です(^v^)
おかげでショコラがいまだに諦めきれません(笑)

私は食べ物がおいしそうな本を読むと再現したくなるタイプなんですが、信江さんチャーハンはなかなか想像通り作れるようになりました★
でもプリンが納得いく出来にならないんです(T_T)
牛乳や卵の量、蒸す時間などなど・・・
シンプルなものって奥が深いですよねー(>_<)
今度はもちろん!分厚いふわふわのパンケーキに挑戦です♪

投稿: アンリ | 2012年7月23日 (月) 21時22分

遅くなってしまいましたが、発売日に買って、読ませていただきました。
先生のツイッターに、よく「○○珈琲」が出てくるので、とても行きたくて行きたくて、でもまだ行ったことがないので無念、と思っていましたが、本を読ませていただいて、またその思いが募りました。
それはさておき、本編は、変わらないあたたかさに満ちた物語で、幸せなままにページをめくりました。ありがとうございました。
朝食カフェ、ぜひご近所に欲しい!
ぶたぶたさんが店主であれば尚更です。

投稿: mami | 2012年7月25日 (水) 22時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46012/55248537

この記事へのトラックバック一覧です: 『ぶたぶたカフェ』ネタバレあとがき1:

« 私のツボ9「おいしい作品ベスト3」 | トップページ | 『ぶたぶたは見た』の予告 »