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2012年3月 1日 (木)

『ぶたぶたの食卓』ネタバレあとがき後編

『ぶたぶたの食卓』ネタバレあとがきの後編です。
 すみません、昨日「1」とか書きましたけど、二つしかないのなら前後編にした方がよかったよね……。昨日のも書き直しておきます(´・ω・`)。
『ぶたぶた』は早くて明日、遅くとも来週には並ぶと思います。今日は本屋さんに置いていただくPOPにちょっとした言葉を書いておりました。字が汚くて、いやになるうぅ〜(´д`;)。

 では、『ここにいてくれる人』と『最後の夏休み』のネタバレあとがきです。

●『ここにいてくれる人』
 これは何といってもそば粉のクレープ──ガレットです。
 最近はけっこうポピュラーになってきましたが、この当時はあまり知られていませんでした。塩キャラメルも、ブーム前だったなあ。
 モデルにさせてもらったお店 "Cafe-Creperie Le Bretagne" は、表参道に支店を出しているのですが、当時は空いていて、週末の穴場としてよくお茶を飲んだりしたものです。今はすごく混んでいると聞きますけど……。
 この間、高島屋新宿店に入っている系列カフェで久々にガレットをいただきました。お食事のガレットも好きです。ていうか、いつも気がつくとコンプレット・トマトを頼んでいるような気がする……。ハムにしっかり味がついていて、おいしいのですよね。
 場所も便利なので、愛用するつもり。

 で、この作品は鬱病をテーマにしているのですが、この病気は小説家の職業病みたいなものなので、私も当時病院へ通っていました(というか、今も通ってます。だいぶ良くなりました)。
 この中で書かれていることは私の経験がほとんどですが、病院に通わなくなったことはありません。やっぱ治したかったからさー。
 でも、お医者さんや薬が自分に合っているかどうかを自分で判断するのが難しい場合もあるし、治療法も合う合わないがありますよ。
 病院や薬に不安や嫌悪感、あるいは「鬱は甘え」という先入観を抱く人もいるかと思いますが、適量の薬は多少の手助けをしてくれるんじゃないかと思うのです。「自分で判断」がつかなくなるのも鬱の特徴ですから、少し落ち着いていろいろ考えられる余裕を薬が与えてくれる可能性もあります。治療の気軽な入り口として、病院を「利用」してみましょう。
 通ってよくならなかったとしても、病気ですから少なからずそういうことは起こりえます。だから、別のお医者さん(セカンドオピニオン)や然るべき相談機関へ行きましょう。ご家族もそう提案してみましょう。
 鬱病自体で死に及ぶことはありませんが、自ら死を選ぶ思考に陥りやすい危険があります。そういう点では、決して軽い病気ではないのです。

『最後の夏休み』
 これは、この曲を聞いた時に思い浮かんだ物語です。

 槇原敬之『pool』。
 書いている間、iTunesでずっと流し続けていた。
 歌詞のとおりに16歳のぶたぶたの娘を出そうと思ったんだけど、無理だった(´д`;)。そのかわり(?)、かき氷をテーマにしてみました。家であの柔らかいかき氷ができたらいいな、と小さい頃から思っていました。
 ぶたぶたの削る氷は、きっとプロはだしなものだと妄想。海の家でバイトしたこともあったかもしれません。
 それからドーナツは多分ホットケーキミックスで作ったものです。私はお隣のおばちゃんが作るそのドーナツが大好きだったのです。
 曲から話をイメージすると、それを聞くたびに思い出す。『pool』は大好きな曲で、今もしょっちゅう聞くので、『最後の夏休み』もお気に入りです。

『ぶたぶたの食卓』は、『ここにいてくれる人』で書いたとおり、ちと具合の悪い時に書いたものなので、割と切ないというか胸蓋がれる話が多いのです。
 この食いしん坊の私も、具合の悪い時は食欲がなかった。でも、食べてたなあ。お腹が空いてなくても、食べれば入る。うまく飲み込めない時もあったけど、食べられないというのはなかったように思います。
 みなさんもできれば誰かと、おいしいものを食べてください。
 本当は、ぶたぶたが作ってくれて一緒に食べてくれるといいんだけど。

 

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